自律神経失調症による顔のほてり
自律神経の異常が原因であると予想される身体の症状で困っている人が多くいますが、それがなぜ起こるのか、その症状はどう治療すれば良いのかはまだはっきりしていないようです。
顔のほてりはよく患者さんからあげられる症状の一つです。
顔だけが熱を持ったようにぽっぽっとほてるため、とても不快に感じる症状です。
足元や指先の冷えと一緒に現れることが多く、部屋の温度調節での対応も難しいのが難点です。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、身体のいろいろな場所に存在します。
内臓の働きを助けて支えたり、心拍や脈拍を整えたり、熱を正常に保ったりと、身体の調子をバランスよく整える働きをしています。
自律神経の異常というのは簡単にいうと、身体が活発に動く時優位になって働く交感神経と、眠る時など身体が休む時に優位になって働く副交感神経の二つの働きがかみ合わなくなった状態であると言えます。
顔のほてりは、体温調節がうまくいかなくなって起こるようです。
顔のほてりは本人にとっては不快な症状が長く続くため非常に辛いのですが、他人からは理解されにくい症状である事もあり、患者にとっては二重に大変です。

自律神経の働きがおかしくなる原因はストレスやホルモンバランスの異常、心因性などが考えられますが、誰にでも効果のある治療法が確立されているわけではないため、患者さんによって漢方薬治療、ホルモン剤治療などを続けたり、生活リズムや食事、環境を見直したりなど、さまざまな対策を取られるようです。

